Dire Wolf の評価#3
2014-08-25


ハードTNCとソフトTNCとの性能比較の続き。ハードTNCとしてMX614を使ったKPC-9612+を追加した。

地上波でも,顕著な差が出て!となった。TNC-291G>Dire Wofl>KPC-9612+ で,KPCのデコード数がゼロ!だった。

% aclients /dev/ttyS0=KPC /dev/ttyUSB1=291G /tmp/kisstnc=DireWolf
Client 0 now connected to KPC on /dev/ttyS0
Client 2 now connected to DireWolf on /tmp/kisstnc
Client 1 now connected to 291G on /dev/ttyUSB1
(中略)
Totals after 60 minutes, KPC 0, 291G 6, DireWolf 3

良く調べると,aclientがパケットを取りこぼしているようだ。Dire Wolfのコンソールを見たらTNC-291Gと同数のパケットが残っていたし,KPCでMheardを取ったらTNC-291Gで受信した局のコールサインが表示された。

生データを記録する方法で,ベンチマークを再開・進行中。

それから,ソフトTNCのビット回復?処理,サテライトだと誤りはバーストで,数ビットなケースはレアっぽい。

追記:追試の結果,訂正は1ビットまで。発生確率は6%(=3/50個)程度とわかった。

本日の衛星:XI-V, AENEAS, UKube-1。AENEASはTNC-291Gのみデコード。

[衛星通信]
[パケット通信]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット